最終更新日: 2026/01/06
はじめに
お店でよく見かけるバーコード。これは「JANコード(ジャンコード)」と呼ばれ、商品ごとに固有の番号がついています。
このJANコードには、メーカーやお店が自由に決められる部分があるのをご存じですか?
この記事では、JANコードの基本構造と、番号の決め方についてわかりやすく解説します。
自由に決められる「商品アイテムコード」とは
JANコードは、次の4つの要素から構成されています (※標準タイプ13桁の場合)
| 項目 |
内容 |
備考 |
| 国コード |
日本の場合は「45」または「49」 |
国ごとに異なる |
| GS1事業者コード(通称:企業コード) |
事業者ごとに発行されるコード |
登録時に付与 ※1 |
| 商品アイテムコード |
各商品に割り当てるコード |
自由に設定可能 |
| チェックデジット |
全体の桁数が合うように自動計算される番号 |
チェックデジット計算はこちら(外部サイトへ移動します) |
GS1事業者コードの桁数によって、商品アイテムコードの桁数が変わります。
この中で、企業が自由に決められるのは「商品アイテムコード」の部分です。GS1事業者コードが9桁の場合は、「001〜999」まで3桁の商品アイテムコードを商品ごとに設定できます。
※1 初めてJANコードを作成する場合は、GS1 Japanにて
GS1事業者コードの新規登録手続きが必要です
※2 JANコード短縮タイプ(8 桁)の使用について詳しくは
GS1 Japan公式サイトをご覧ください
どのように商品コードを決めればいい?
自由に設定できますが、商品が発生する都度、「001 → 002 → 003…」というように連番で振っていく方法が管理しやすくておすすめです。
なぜなら、商品ごとに適当に番号をつけてしまうと「どの番号を使ったのか」「どの商品がどの番号か」が分からなくなり、管理がしにくくなるからです。
商品アイテムコードを連番で振っていくと、こんなメリットがあります。
・どの商品がどの番号か、分かりやすい
・異なる商品に同じ番号を重複して使うリスクが減る
・商品が増えたときも、整理しやすい
商品アイテムコードが上限に達したら
商品アイテムコードが設定できる数は、GS1事業者コードの桁数によって異なります。
| GS1事業者コードの桁数 |
使用可能な商品アイテム数 |
| 10桁 |
100アイテムまで |
| 9桁 |
1,000アイテムまで |
| 7桁 |
100,000アイテムまで |
ただし、商品数が多い企業では、それでも商品アイテムコードを使い切ってしまう場合があります。
未使用の商品アイテムコードが少なくなった場合に限り、GS1事業者コードの追加登録が可能です。
※追加登録について詳しくは
GS1 Japan公式サイトをご覧ください。
商品アイテムコードの設定例
以下のように、商品に違いがある場合は異なるJANコードを設定する必要があります
| 区分 |
内容の違い(例) |
| 商品名が違う | ○○シャンプーと××シャンプー |
| 価格が違う | 100円と500円 |
| 原材料が違う | ブラジル産コーヒーとジャワ産コーヒー |
| サイズが違う | 大袋/中袋/小袋 |
| 容量が違う | 100g/500g |
| 包装が違う | 袋/箱/缶/瓶 |
| 色が違う | ピンク/ブルー/ホワイト |
| 味が違う | カレー味/バーベキュー味 |
| 香りが違う | ジャスミン/ブーケ |
| 販売単位が違う | 3個入り/5個入り |
| セット内容が違う | 調味料2本+油3本、調味料3本+油2本など |
まとめ
- ・商品アイテムコードは、企業が自由に設定できる番号
- ・管理のために、ルールを決めて連番で付けるのがおすすめ
- ・商品の違いがあれば、異なる商品アイテムコードを付ける
JANコードを正しく運用することで、在庫管理や売上分析がよりスムーズになります。 商品管理を始める際の参考として、ぜひご活用ください。